このブログをご覧のみなさん、こんにちは。

2015/09/06 に品川グランドセントラルタワーにて行われた、DevOps Hackathon Day 2に参加してきました。

内容についてはDevOps Hackathon Day 1に記載の通りです。

Day 2 Agenda

Agenda は以下の通りです。

9:00-10:00: Registration & Breakfast
10:00-12:00: Hackathon Continues
12:00-13:00: Lunch
13:00-15:30: Hackathon Continues
15:30-17:00: Team Presentations & Judging

DevOps Hackathon Day

朝食 & 昼食 & ドリンク & お菓子

午前中は軽食のサンドイッチにドリンク、午後は昼食としてお魚屋さんのお弁当、無限ドリンク、お菓子などが振る舞われました。

ハッカソン

Day 2 は昨日から続いてのハッカソンです。 私たちのチームがやろうとしたことは以下でした(VSO のサポートスタッフとして参加したんじゃないよw)。

  • Microsoft Azure
    • ビルドマシン & Docker host として Ubuntu、そこから Docker で Automatic deploy (IaS Infrastructure as Code)
  • Visual Studio Online
    • ITS (Issue Tracking System) として Kanban 形式の Work item
    • Repository として Git repository
  • Apps
    • IoT (Internet of Things) から MQTT (MQ Telemetry Transport) で Automatic deploy される仮想マシン (Cassandra、Node-RED 他) にデータ通信

という具合に Microsoft の製品 (Visual Studio、Windows マシン) や Visual Studio Online で公式サポートがまだされていない Docker を採用するというもので、かなり弄り倒していました。

しかし、ゴールが見えてきた 14:00 頃にそれが起こるまでは…。

ビルドマシンを Docker なり Ansible で Infrastructure as Code を実現していれば良かったのですが、そこは考慮から漏れており、復旧(復旧と新規構築の 2 つを並走)に取り掛かったものの、完全復旧には至らない状態で Time up と相成りました…。

ビルドマシンも Infrastructure as Code できていないとダメだぞ!ということを身をもって知ることのできたいい機会となりました、えぇ。

Nur ein Idiot glaubt, aus den eigenen Erfahrungen zu lernen.
Ich ziehe es vor, aus den Erfahrungen anderer zu lernen, um von vorneherein eigene Fehler zu vermeiden.
– Otto Eduard Leopold Fürst von Bismarck-Schönhausen
「愚者だけが自分の経験から学ぶと信じている。
 私はむしろ、最初から自分の誤りを避けるため、他人の経験から学ぶのを好む」
– オットー・フォン・ビスマルク

ハッカソンで使った費用は 1000 円程度でこれは主催者側が負担してくれました。そのため、自腹ゼロで実践できました。

感想

  • 良かったところ (Keep)
    • Microsoft の製品 (Visual Studio、Windows マシン)に依存しない形で DevOps が実践できた
    • 会場が快適過ぎてヤバかった。すぐに食べられる朝食 & 美味しい昼食 & 無限ドリンク & お菓子は非常に恵まれた環境だった
    • 他チームと比べて半分の 3 人にも関わらず、一通り DevOps が実現できた
    • Serverspec、Docker といったやりたかったことが一通りできた
    • いきなりサンプルを突っ込んでエラーにしてからの Try & Error ではなく、Hello World から始めてインクリメンタルに成長させられた
    • 初日、二日目共に VSO に関する質問で他のチームを支援できた
  • 良くなかったところ (Problem)
    • 脇が甘かった
      • ビルドマシン & Docker host とした Ubuntu を Infrastructure as Code で実現していないので復旧に時間がかかった
      • Serverspec 以外は事前に素振りしていなかったので、新しい挑戦ができたもののそれで周囲の足を引っ張ってしまった
    • 写真撮るの忘れた
      • それどころではない程に集中していたといえばいいが、後でふりかえることを考えると撮っておいた方が良かった
  • 挑戦したいところ (Try)
    • 自分一人で一通り DevOps のすべてをできるようになる
    • セルフマネジメント
      • 触れたことがないものを採用したとはいえ、それにかかりっきりで他のメンバとの連携が疎かだったように思える

最後に Microsoft のみなさん、参加者のみなさん、チーム三のみなさんありがとうございました。また機会がありましたら、よろしくお願いします。