このブログをご覧のみなさん、こんにちは。

本記事はMicrosoft MVPブログ企画の記事として投稿しています。その他の記事はこちらからご覧ください。

三月末から日本国内だけではなく、アメリカやシンガポールにいる有志とともに接触確認アプリ開発に取り組んでいます。

開発している接触確認アプリの詳細についてはこちらからご覧ください。

この接触確認アプリは開発者だけで完成するのかというと、そんなことはありません。

プログラミング、UI/UX も含めたアプリデザイン、医療関係の知識、プライバシーも含めた国内外の法律の専門知識といった具合に多くの領域の力を結集する必要があります。

とはいえ、そういった能力を持つ関係者が全員同じツールを使えるとは限りません。また、グローバルで時差があることに加えて、リモートのため、いずれかのツールに統一するために説明するというのは難しいです。

そこで、私たちの開発では、Azure Repos と GitHub 上でリポジトリを作成し、それぞれのメンバーが利用し易いリポジトリに更新をしてもらっています。

ただ、何もしていないと Azure Repos と GitHub でリポジトリの内容がズレてしまうため、Azure Pipelines を使って、いずれかに更新が入ったら、もう片方と同期を取る仕組みをいれています。こうすることで、メンバーがどちらのリポジトリを利用しても常にお互いが最新状態を維持できるため、デグレードが発生しません。

このようなツールを活用することで、メンバー間にあるそれぞれのツールへの習熟度合いの差による生産性への影響をゼロにし、リモート開発におけるコラボレーション開発においてもまったく支障なく開発を進めています。